どうもこんにちは。
今回は去る3月9日(金曜日)にパソナテック様主催の「MSエバンジェリストから学ぶ!
.NET Framework2.0によるWebアプリケーション開発」と題したセミナーへ参加しましたが、
そちらの概要と所感を書きたいと思います。
まずは今回のセミナーの内容を簡単に書きたいと思います。
最初にASP.NETは.NET FrameWorkを駆使したWebアプリケーション開発テクノロジーである事とメリットとして、IISサーバーがエラーを検出しての自動回復とWebサーバーを停止せずにプログラムファイルの置換が可能である等のASP.NETのメリット、ASP.NETの実行プロセス等の基本的な内容の説明がありました。
ここでは、私自身も2006年8月~10月の期間でASP.NETを使用していたために改めて復習をする事が出来ました。
次に実例を交えて、Visual Studio2005を利用して通常のWindowsアプリケーションと同様に開発が可能である事とWebフォームのファイルがフロント系と処理系に分離されている事
(Javaで言うJSPとサーブレットの関係と言っても良いのか?)、サーバー上でのイベント処理
やビューステートとセッションの違いを御教授頂きました。
ここでは、私自身はセッションについてかつてASP.NETを用いた現場で実務で学び取った事
ですので、思い入れにある技術に対して復習する事が出来た事に対して良かったです。
※ビューステート・・・サーバーコントロールの自動管理
セッション・・・一連の操作をサーバー上で管理
また、デバッグ方法やWebアプリケーションのリリース方法、ASP.NETにおいてのセキュリテ
ィ設定についての説明もありました。
次に、ASP.NET2.0とASP.NET AJAXについてこちらも実例を交えての技術説明を頂きました。
ここでは、ユーザー情報やサイトの管理をWebベースで実現出来るメンバーシープの組み込みの説明とコードを記述せずに部品やプロパティ設定のみでデータベースの接続から情報の参照・更新が可能となった技術を実際に見る事が出来ました。
今後、ASP.NETでWebアプリケーションを開発する際にはプログラミングのボリュームが減少して行き、低コストかつ高品質な成果物が提供出来るのではないかと感じました。
また、この後は、Webデザイナ向けのツールであるExpression WebとVisual Studio2005との連携が可能である事からよりビジュアルなWebアプリケーションの開発が実現出来る事に関しても御教授頂きました。
今回、ASP.NETのセミナーに参加しましたが、私自身としましてはVisual Studio2005によるWebアプリケーション開発での新技術を学べた事も嬉しく思っています。また、私自身個人として
2006年8月~2006年10月の期間で行った案件がASP.NETでの単独開発であった関係で復習と私自身の開発経験を振り返る事が出来たためにとても有意義のあるセミナーでした。
特にこの携わった案件に対しては非常に思い入れがあるために、振り返るチャンスを頂けてとても感謝の気持ちで一杯です。
そして、今後のASP.NETでの開発はVisual Studio2005とSQL-Server2005の連携が必須となる事が考えられますので、案件が入って来た際には今回のセミナーと前回参加したSQLServerのセミナーで学んだ事を少しでも思い出して行きたいです。